継続してます。

自分のベンチャー起業にまつわるあれこれを自分用に記録。

趣味の「Papi醤」研究始まる。

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Papi醤が面白すぎて完全にハマってしまった。

なぜこの子の動画が面白いのか、書かざるを得ない。

はてな村的にはまったく需要ないだろうけどなw

Papi醤についてはここに書いたので知らない人はどうぞ。

kzaway.hatenablog.com

「投資家から2億円調達したYoutuber」と捉えても間違いではない。こういう見方をすると少しははてな村でもPapi醤が注目されるかな。

この子のオーディエンスの期待を欺き弄り倒すスタイルは実に面白い。

素晴らしいの一言である。

youtu.be

 

 

4/22追記

kzaway.hatenablog.com

Papi醤の広告枠がオークションにかけられ約4億円で落札されたので、このオークションについてもまとめた。

ソーシャルメディア広告における事件ともいえる転換点なので、是非チェックしてほしい。

 

さらに追記

kzaway.hatenablog.com

Papi醤の作風を日本の類似例と比較してみた。

Papi醤がなぜ人気なのか。柳原可奈子のウザキャラ諷刺芸の面白さを見るとその理由が理解しやすい。こちらも是非。

中国の美人動画インフルエンサー「Papi醤」が2億円の資金調達をしたというので調べてみた。

 

Papiちゃんという中国のネット動画インフルエンサーがいる。このPapiちゃん、動画投稿開始からたった半年足らずで800万を超えるフォロアーを獲得し、そしてなんと複数のエンジェル投資家から1200万元(約2億円)の投資を受けたという。今ではWeiboのフォロアーは1000万を超えている。まさにモンスター級のスタープレイヤーの誕生と言える。

俺も彼女の動画見てみたが、その数字にマジで驚いたので調べたものを記録しておく。

 

まずPapiちゃんの容姿だが、こんな感じ。 

 

http://img1.gtimg.com/ninja/1/2016/01/ninja145399419942574.jpg

 

 

カワイイやん!

 

 

http://www.ccitimes.com/uploadfile/2016/0328/20160328095800801.jpg

 

いけるやん!

 

まぁ、実はこういう感じの画像は実は結構少数で、普段の動画ではこんな感じだ。

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動画の中ではけっこう薄化粧な感じが多い。

百聞は一見に如かず。絶妙なテンポですすむ動画がこちら。

youtu.be


 

 

というわけで、今日はこの子の何が凄いのかというところを書いていきたい。

 

1:Papiちゃんとは

プロフィールと大まかな彼女の成長の軌跡はこんな感じ。

  • Papiちゃん、本名「姜逸磊」
  • 上海出身
  • 87年生まれ
  • 中国中央戯劇学院導演系大学院生(映像監督の知識や技術を学ぶ学科)
  • 属性:貧乏ちっぱい(←原文は「贫穷+平胸」。読みが「ピンチョンピンション」という似た音となり、フザケてかけてるのだと思われる。貧乳と訳すか迷ったが、日本のオタク系コンテンツの影響を受けているようなので「ちっぱい」と訳すことにした。)
  • 趣味:ジャニオタ(Kinkikids世代の模様)
  • 口上:「私はPapiちゃん、美貌と才能を併せ持った女の子。」
  • 2015年7月から中国モバイル動画アプリを使って短編動画(尺は数分)を投稿開始。最初は試行錯誤を繰り返していた。
  • 2015年10月から動画の再生速度と音声をいじり始める。これが当たる。たった2ヶ月で数百万のフォロアーを獲得
  • 半年足らずでフォロアー800万突破
  • 2016年3月、真格基金、罗辑思维、光源资本と星图资本より合計約2億円を資金調達しニュースに。
  • 最近、中華圏で人気のAngelababyの事務所に所属した

注目すべきは、個人メディアが2億円を調達という極めて珍しいこの動きだろう。各社のシェアは以下のとおり。

Papiちゃんと投資家たちの持ち株比率

  • Papiちゃんチーム:88%
  • 真格基金:5%
  • 罗辑思维:5%
  • 光源资本:1%
  • 星图资本:1%

(以上、papi酱_百度百科より引用)

数字には実に驚かされるが、でも彼女のようなトップインフルエンサーのメディアとしてのリーチを考えると当たり前といえば当たり前。

2:Papiちゃんの実力

何が凄いってね、実際の閲覧数とか再生数とかが凄いんだよマジで。百度百科の数字ではこんなかんじ。

  • 新浪微博:フォロアー1000万
  • 動画再生総数:3億回+
  • 動画平均再生数:753万回(最高記録2093万回)
  • Wechat公衆号購読者数:287万(日本でいうLINE@みたいなやつ。2015年9月開設 出典
  • Wechat公衆号平均閲覧数:10万+(カンストwwwっww)

Wechat公衆号の閲覧数カンストとかマジ初めて見たわw

これがWechat公衆号。

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カンストwwwww 

 

 これが昨年7月から始めてのことだから驚く。ガチでモンスター級。

 そして短期間に人気を獲得し、2015年のネット有名人ランキングでは2位に。

https://pic2.zhimg.com/9f7468a6fdb832fe6a730d8277e89e49_r.png

3:今後はどうなる?

メディアの報道では、投資をうけて今後は広告枠のオークションを行うとかいう話がでている。これだけの影響力をもっているんだから、高値で売れるのは当たり前だわな。

Weiboではイイネが30万近く付いてますからねw桁が違いすぎだろwwwww

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あと、メディアの報道でもあるが、今回こうして動画インフルエンサー個人に対して大きな資本が動いたということで、投資対象としての動画インフルエンサーバブルを指摘する記事もある。

アメリカではインフルエンサービジネスへの投資はむしろ縮小傾向らしいが、中国ではマスメディアが信頼されず口コミが信頼されるという土壌があるためか、まだこの動きは波及してないのかもしれない。

今後どうなるかはわからないけど、この事例がでてきてしまった以上、個人メディアへの投資が加速するんじゃないかと思う。

いや、「個人メディア=>エクイティファイナンス=>会社化=>マスの一部を食う中堅メディア化」の流れが増えるというかんじかな。いずれにせよ、メディアとしてユーザーの時間を奪い合う競争を繰り広げることになるわな。相手は当然マスメディアも含まれる。

イグジットどうなるんだろう。どこまでいってもYoukuやBilibiliのようなプラットフォーマーにはならんだろうから、制作会社的なポジションになっていくのかな。そこからのバイアウトとか上場?

なにかの拍子にBANとかなるリスクもあるだろうけど、投資家的にはこのTV級の影響力を活用したかったということだろうか。

いずれにせよ、コンテンツを作れる者に資金が流れているという流れは中国も共通ということだ。

動画プラットフォーム間の競争がYoukuTudouの誕生とAlibabaによる買収でひと段落ついて、今度はそこでコンテンツを作れるプレイヤーの競争の時代に突入って感じかな。

今後の中国個人メディアへの金の流れは要チェック。

札幌のIT人材育成事業が終わっていたので対象者として淡々と総括する

経産省のITベンチャー人材育成事業というものがあり、たぶんこれは北海道はじめ各エリアで受託事業者が行っていると思われる。

札幌にいた時に誘ってもらい、信用補強のために参加した。これが先月で終わったっぽいので、スタートアップ目線で評価したい。

結論:ベンチャーこそ人を見よ。

ということで、これが全て。では以下細かいところを見ていく。

良かった点

  1. 効果があったかは定かではないが、信用補強にはなってたような気はする。銀行口座作る時とかみられてるんじゃないかな。銀行からそういう反応は見られなかったけどね。
  2. 事業絡みのイベントを受託事業者の一つと共同開催することになった。人手と集客においてメリット大きかったな。
  3. メンターから、普段は教えてもらえない内容のアドバイスを受けられた。これは普通にお付き合いしている中では得られなかったことだと思う。この事業が媒体になったことは言うまでもない。

悪かった点:

  1. 事務局の担当者がいい加減すぎた。東京移転に関し3度問い合わせた重要事項を3度放置された。国の受託事業でこれするか?大事な時期に無駄な時間の浪費を強いられたのは最悪だったし、時間のロスだけじゃなく、それによる苛立ちは非常に不毛で何一つメリットなし。
  2. 2社からなるコンソーシアムが受注していたため、その両方に所属している人材の言う事が立場によって変わっていた。当然これは不信感だけをこちらに与える結果になっていた。札幌の受託事業者の体制は、構造的な欠陥を持っていた。支援実施主体は一本化されるべきだ。起業経験もなく、起業支援に不慣れな人材に、曖昧な立場で仕事をさせれば、無駄にスタートアップを混乱させるだけなのは明白。
  3. 提出して欲しいと言われた書類の仕様が明らかに間違っていて、なぜか俺が直してた。売り上げ予測に関して、「2年前 1年前 1年後 2年後」みたいになってて、「今年」がなくて草www起業支援に携わるなら書類の作成くらいしっかりしてほしいと思った。書くの結構時間かかったからな。しかもその結果が↓の4だという・・・。
  4. メンター紹介をお願いしたら「いないので諦めてください」と断られた。もうメンター紹介事業ですらなかった模様。
  5. その数ヶ月後、メンター紹介の申し出があったので期待感0で「まぁ聞くだけ聞いてみるか」というスタンスで頼んでみたが・・・まさかのまた放置。もうね、クソすぎてビックリしました。仕事においてここまでダメな人とは思ってなかった。(ちなみに1〜5まで全部同じ人)
  6. プログラム最後のピッチイベントで、受託実施団体の1つのベンチャー支援NPOの代表I(当時)が、イベント開始前に会場のカフェで「君の事業ってどんなのだったっけ?アダルトだっけ?」とか言ってきた。この人は前述の「事業がらみのイベント」に登壇していて、しかもそのイベントは観光分野に特化したイベントだったので、当然俺の事業が観光分野なことは知っているはずだ。ベンチャー支援NPOと自称する団体の代表が、これからピッチを行おうとするベンチャーに対して「お前らアダルトやってんだろ?」みたいな事を言うなど、もはやベンチャー支援NPOとしてはアウトだろ。程度が低すぎる。これは本当に腹がたった。本当に俺の事業がなんなのか記憶になくて聞いたんなら、自分が登壇したイベントがなんだったかも忘れるほどに記憶力に問題あるということだからビジネスの付き合いはできないし、意地悪かなんかのつもりで言ったんなら、人間性に問題ありすぎて人として付き合いたくない。ベンチャー支援NPO代表としての資質が疑われる事案である。

良い点は、このプログラムだからこそ経験できたことがあるってことかな。民間のではイベントごとまでフォローしてくれないんじゃないかな。デモデイは投資家向けだし。純粋にBの顧客探しのイベントを共催するのはないよねたぶん。

ダメだった点は、実に残念だね。もうね、ダメな点が完全に属人的問題になっているんだよな。まぁ、属人的問題であるがゆえに改善可能な問題であることは間違いない。人を換えたほうがいい。

ただ、ベンチャー目線で見ていくと、今回のプログラムでは、如何に実施組織の人員の質によってインキュベーション事業の良し悪しが決まるか、ということが学べた。ダメな人がいるインキュベーション事業には関わっちゃダメだ。

ベンチャーが関わりそうなインキュベーション事業は民間が多いが、事前に評判確認できるところ以外は一切関わらないほうがいいと思う。民間の場合は株を取られるところ多いから、株取られたのに人材がクソだったらほんと目も当てられない結果になる。

思うに、日本のインキュベーション系事業は、内部の人材に「起業経験者」が少ないのが最大の問題点だと思う。起業未経験者には起業のいろはなんて分かりっこないし、起業家が何を求めているか、何を考えどんな行動を取ろうとするか、サラリーマンしかしたことのない人間に分かるわけもない。

今回の札幌の事務局の情けない事態も、この人材が起業未経験のサラリーマンゆえ起こった対応だったと感じている。起業家タイプの発想とサラリーマンタイプの発想は全く噛み合わない。逃げることが許されないのが起業家であるが、サラリーマンは責任から逃げることができてしまう。3度の問い合わせをスルーしたのも、経産省に聞き難いことを聞くのが嫌だったんだろう。自分の雇い主からの評価を下げないために、自分の職責を放棄した、といったところだろうと予想する。これをベンチャー育成事業でやっちゃダメだよな。

アメリカの起業エコシステムを真似たのが今回の政府系インキュベーション事業なわけだが、個人的にはこれはいい試みだと思っている。ただ、政府の意気込みに受託事業者側の人材力がついてこれていない印象。国が試行錯誤するのは大事。何もせずに米中印が覇権を争う時代に埋もれていくのは避けるべきだ。そのためには、日本のサラリーマン中心の価値観を破壊する必要がある。東芝・シャープのように、大企業が衰退していくんだから、もうサラリーマンの価値観が正しいとされる時代を終わらせなきゃいけない。時間はかかるだろうけどな。

今回の経産省のインキュベーション事業は、株や金銭の授受が一切ないので、それがせめてもの救い。インキュベーション系のデメリットを、大きな被害に遭う前に学べてよかった。

 

結論:ベンチャーこそ人を見よ。

インキュベーション系事業は実施組織の人員の質が全てを決定すると思った。

政府系インキュベーション事業は株の譲渡がない分条件はいいと思う。東京の政府系インキュベーションはどうなんだろうね。もうちょっとまともなのかな。

ただ、俺の場合は、「これは社会人のやることか?」と思うようないい加減な対応があったり、「ベンチャー支援NPO代表が言う事か?」と思うようなクソ発言があったりと、実施団体としての資質が疑われる事案があったので、これについては「恥を知れ」と思ってる。全てを否定する気は全くないが、これらは実に情けない事態だと思った。

ベンチャーは、支援を頼むとき、その組織や個人の「人」を見て判断すべきだと思う。

本当に自分の将来や事業の未来を考えてくれる起業経験ある人に教えを請うのが最良の方法だと確信している。

事実、東京に来てから一番俺の事業を支援してくれているのは、昔からお世話になっていた先輩起業家だ。

起業界隈では、「投資家は創業者の人を見る」とよく言われているが、これは逆もまた然りだ。

創業者こそ人を見るべきなのだ。

たぶん、これは自分の直感に従った方がいい。

2015年総括+起業活動記録ブログを始めるにあたり

2015年は日本に戻ってきてから始めて1年まるまる日本で過ごす年になった。

実に10年ぶりのことだ。

そして、日本での起業を始めてもう1年以上たった。個人ブログとして、自分のやってきたことの活動記録のためブログを立ち上げることにした。

 

スタートアップの情熱とカネのジレンマと稼げる事業の創出への挑戦

2015年は、やっと自分のプロジェクトに参画してくれるエンジニアが見つかり、本格的にウェブサービスの開発が始められた年となった。しかし、ウェブサービスを育てていくには安定収益を上げる必要があり、かといってベンチャーが安易に受託に走るとそのままズルズルと何もやりたいことができないまま終わるという例は枚挙にいとまがない。

俺は実現したい未来図があって拠点を日本に移したわけだし、そしてこのスタートアップの陥る蟻地獄と地方都市のITベンチャーが下請けばかりになっているという現実も気に入らない。

なんとしても自力で収益源となる事業を生み出す。こう思った。実現したい未来図はたった一つ。その実現こそが俺が起業した理由なんだから、他人の事業のために時間を使う理由などない。

自分の中国に関する経歴・能力・ネットワーク、そして市場の成長性を考え、インバウンド市場に参入することに決めた。

 

市場規模という絶対的な生存と成長を決定づける条件

ちょうどその頃、たしか4月のことだったか、ある上海時代からお世話になっていた地元IT起業社長から、経産省のIT人材育成事業の支援対象者にならない?というお誘いを受けた。スタートアップにはカネもなければ信用もない。俺は信用力補強をしたかったので、二つ返事でお願いすることにした。

そこからインバウンド事業を収益の柱にすべく動き始めた。

実際にプロトタイプを上海時代の友人と組み実施し、一定の効果が見えた。しかし、ある日、ウチのインバウンド事業に興味を持ってくれた方々に誘いを受け、あるミーティングに呼んでいただいた。その帰りに、「北海道の広告市場は福岡県にすら劣る規模だ」という話を聞いた。帰宅途中もずっとそのことが頭から離れなかった。帰ってすぐに日本の広告市場についてデータを調べまくった。

経産省のデータによると、北海道の広告市場規模は1500億円、全国の1.8%でしかない。一方で、東京は5兆4000億円を超える規模だった。

このデータは自分にとって極めて衝撃的だった。10年間上海で暮らし、最初の起業も中国で、俺は日本の市場を知らなかった。自分は完全に掘るべき場所を間違っていた。金のない金山を掘ったところで、金など出るわけがない。その日の内に東京に移転することを決めた。

経産省のIT人材育成事業のスタートアップイベントに登壇しプレゼンで北海道観光振興について語ったたった数日後にだ(笑)だが、プロトタイピングの最中から、北海道でやる限界のようなものが見えていた。そこにこれだけの市場規模の違いを見せつけられると、ベンチャーとして生存するために東京行きを決めるほかない。

 

余談:経産省ベンチャー起業家育成事業の事務局とうまくかみ合わない件

IT人材育成事業に関しては、実は自分としても気になっていたので、事務局に東京移転について1ヶ月ちょとの間に3度問い合わせした。しかし3度とも担当者は「経産省に確認します」の返事の後、全て放置だった。スタートアップはスピード命なのに、これでは話が進まない。担当者が何を考えてこういう対応をとったのかは未だにわからんが、個人的に思うところとしては、サラリーマンしかやったことのない人間にベンチャー起業支援は無理がある、ということだ。きっと経産省に問い合わせるのが嫌だったので無かったことにしたかったんじゃなかろうか。3度の問い合わせをスルーするって、論外だ。

その後、夏に東京移転を実行し、IT人材育成事業に関しては、その後特に直接関わることなく今に至る。といっても実は秋頃にその担当者からメールがあり、人の紹介を向こうから申し出てきてくれたのだが、期待感0でお願いしてみたところ、予想通りその後放置である(笑)どうしようもねぇww言動に責任感なさすぎワロタwwwww

スタートアップとして声を大にしていいたいのだが、やはりベンチャー育成にサラリーマン経験しかない人材を当てるのは無理があるのだ。事務局に対する信頼度は完全に0だ。ただ、経産省のITベンチャー支援事業の対象者となっていること自体は、与信アップには繋がる可能性はあるかもしれない。だから、個人的にはまぁこれでもいいや、って感じだ。(正直それを実感する事例はまだないが。)

ただたんに、事務局に期待しなけりゃいいだけ。

 

スタートアップが獲得すべきメンター像

よく言われてることだが、スタートアップは自分の夢を心から応援してくれる先輩起業家をメンターとして探すのがベストだと思う。

今自分にとっての一番のメンターは、上海時代にお世話になった経営者の方だ。

東京移転してから、俺はとにかく誰もが知ってるような東証1部上場の大企業に営業かけまくっていた。どれくらい営業していたかというと、ペースとしては、ユーグレナの出雲社長の創業期の2年で500社のペースよりも早いペースになっていた。しかし結果はというと、なかなかうまくいかないもので、日本市場の厳しさを痛感した。そんな秋頃に、その経営者の方から本当に久しぶりにメールをいただいた。「kzaway君、その後、いかがですか?」と。

東京出張の折に時間をいただいて、帰国後のことや現在の事業プランをみていただき、日本でのビジネス経験のなかった俺に様々なアドバイスをしてくれた。

この方のおかげで、2015年大晦日を、来年の希望を持って過ごすことができていると言っても過言ではない。心から感謝している。

 

来年は飛躍の年に!

2015年も終わりに向かい、やっと動き出してきた。来年はスタートアップとしての躍進をかけた1年にしてみせる。

2016年、今年以上に動き回ってやる。